解体の一括見積もりが依頼できる比較サイトは本当に安いのか?

解体見積もりを取られる方の多くが「解体業者を一括比較サイト」をご覧になった方もいると思います。

弊社がホームページを開設した頃には全くなかったのですが、インターネットが発達して利用者が多くなるに連れて「比較サイト」が多くなりました。

それこそ、化粧品やサプリメントといった通販が起源だと聞いておりますが、果たして「比較サイト」って実際に安いの?という観点で、その実態をお伝えしたいと思います。

賢明な方なら理解されると思いますが、一括見積もりの比較サイトを運営する業者は解体に限っては建築業ではないネット系の企業がほとんどです。(スーツ姿の営業マンがズラリ、というスタッフ写真を見たことがあるでしょう。)

以下のような評判や状況になることは当たり前です。以下は参考サイトです。
電話地獄。「一括引越し見積もり」サービスは使ってはいけない。
ネットで引越し業者の一括見積もりをしたけど完全にムダに終わった話

そのネット系の企業がフリーダイヤルを用意して、あれだけのサイトを用意して業者を集め、インターネットの広告を使って宣伝して、全国から業者を集めて、どこから原資(利益)が出てくるの?と問われれば ズバリ!

お客様の解体費用

からです。

お客様の見積もりにいくら上乗せされるのは10%〜20%

当然のことですが、紹介するといっても「無料」で紹介するはずはありません

冷静に考えれば当然の流れです。

慈善事業ではありませんし、多くの情報と業者を集めて、宣伝すればお金が掛かります。そのお金を集める方法はお客様からいただくしかないのです。

では、そのお金はどこから?それはお客様の見積金額に10%~20%プラスされてお客様に提示されるのです。

3社見積もりさせて「一番安い業者に・・・」と「比較サイト業者は表現していますが、そのどの業者にも10%~20%の「比較サイト業者」の手数料が上乗せされてお客様の見積もりに提示されるのが実態です。
※10%~20%の手数料は業者によって違いますが、必ず上乗せされます。

業者から不満が出ないか?という点に関しましては、サイトに登録されてる業者はそれが条件なので、当たり前に「比較サイト」手数料が上乗せされるのです。

これが「比較サイト」の実態です。

「比較サイト」はどのカテゴリーでもこういった手数料が上乗せされてるのが実態です。

お客さんが集まらない業者をカモにした広告ビジネス

では、「比較サイト」に登録している業者のメリットは?というと、それは「広告宣伝費」です。

「一括見積もりの比較サイト」に業者が参加する条件は登録費も月会費も掛かりません。

つまり、業者にとっては広告費を掛けなくてもお客さんを紹介いただけるので、メリットがあるのです。

3社見積もりというデメリットはあるものの、そこをクリアにすれば経費は掛かりませんので、解体業者から見れば、ただでお客様を紹介いただけるありがたい「比較サイト業者」なのです。

実は損をするのはお客様だけだった・・・

お家の解体を依頼するお客様からみると、どうでしょうか??

業者からすれば、比較サイト業者から紹介いただいたお客様を業者は自社の見積もりに10%~20%上乗せして見積もりを提出するだけで仕事がもらえるので、「比較サイト」運営者と登録業者はwinwinの関係が成り立ち、損をするのは得だと思って依頼したお客様のみというのが悲しい実態が成り立ちます。

解体の見積もり金額に上乗せされた手数料の内訳を公開!!

では、比較紹介サイトは、実際にはどんな見積もりを出して、どんな手数料を得ているのか、ここで明かしたいと思います。

例):比較紹介サイト

お客様の見積金額 80万円

比較サイト利益 20% 16万円

登録業者 80% 64万円(原価)

弊社のような解体専門店であれば、64万円以下でできる工事が80万円になってしまうのです。

比較サイトとの差額はー157,000円!

安いと思っていた「比較サイト」ですが、これだけの差額が出てしまうのが現実です。

費用が安い→不法投棄のリスク→逮捕のリスク→・・・

更に「比較サイト」は建築・解体に関しては全くの素人なので、登録の業者が適正かどうかの判断は出来ません

つまり、解体工事で最大のリスクとなる不法投棄に関しても「比較サイト」業者は感知しません。

一番安い業者を紹介して、利益を上げる事が目的なので不法投棄等の工事の質に関しては責任を取らない、取れないのが「比較サイト」業者なのです。

「でも、工事の責任は契約業者が取るので問題ないでしょ?」
というお客様はどうぞ、10%~20%の利益を上乗せされて契約されてみるとよいでしょう。

県から許可をもらった解体業者である我々は、契約から工事まで一貫して行う責任ある立場として、国や県の建設業課にも散々訴えてきましたが、行政の見解は「比較サイト」を運営してだけで収益を得ているなら、広告業者なので行政責任は無いとの見解です。

つまり、工事のリスクである不法投棄事故に関しては「比較サイト」に登録している業者の責任で紹介していて、不当な利益を得ている「比較サイト」運営業者は何のお咎めもない

これが現実なのです。

しかし、例外が1つあることを知っておいてください

それが「不法投棄」です。

不法投棄をすれば処分代が無くなりますから、当然、安くなる。

比較サイトに手数料を払っても十分な利益が出る。解体はきれいにして終わりなので、山に不法投棄してもお客様には分からないのでこういう不正がお客様の知らないところで行われています。

お客様は凄く安く解体が出来たと喜ばれて、「比較サイト」運社社も利益が上がり、施工業者は不法投棄をして処分代を浮かせているので、金銭的には誰も損はしていない。

しかし、不法投棄は重大な犯罪です。

山の持ち主に断りもなく、勝手に解体ゴミを捨てて自然を破壊しています。

発覚すれば当然、行政処分で繰り返しの常習であれば逮捕です

もちろん、その際にはお客様のゴミが発覚すればお客様に問い合せがいくケースもあるということを知ってください。

私たちは、長年の経験から、こうなった場合にお客様がどうなるのか、よく知っています。

このような業者ばかりではないと信じていますが、「比較サイト」を利用するしないにも関わらず、毎年のように不法投棄の行政処分が行われている現実を我々も認めながら、業者の身勝手な利益のために不法投棄をされる現実を許さない!と強く思っています。

少し、「比較サイト」から話はずれましたが、どこかに大きな利益が発生すると、どこかで削らなければいけない現実に晒され、不法投棄という手段に出ているので、出来る限り下請け業者がそのような悪行に出ない環境にするためにも、不当な見積の上乗せをせずに適正な見積もりでお客様に提示することが我々の使命です。

まとめ

まとめますと「比較サイト」の運営利益はお客様の見積金額に上乗せされて提出されている事実。

ここに例外はありません

どの「比較サイト」も必ず収益を上げてる現実がないと運営できません。

比較紹介サイトにもたくさんのスタッフが常駐しているように見えると思いますが、その運営費はお客さまの見積もりしか原資がないのです。

そして、登録業者は全ての業者が悪いとは思いませんが、それをジャッジする知識が「比較サイト」運営者の素人にはありませんから、良い業者も集まれば悪い業者も集まってしまうのです。

それが「比較サイト」の実態ということを踏まえて、ご利用を検討されたらいかがでしょう。